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【第三木曜日に、会いましょう】東京駅の「実家」

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実家を離れて早5年ほどたつ。一人暮らしをしてもやっぱりどこか寂しくて、何度も家に戻ったり家を出たりした。顔を合わせれば大なり小なり口喧嘩をしてしまうけれどもそれでも実家に帰りたくなるのが不思議。やっぱりそれはお母さんのごはんが食べたいからだと思う。

お母さんのごはんというのはお母さんの味。誰も真似することができないんだけど、お母さんの味というのは確かにあって、それはなんだろうと思うんだけれど、そこには確かに血が通っていて、ぬくもりがある。

今は料理を作る側になった。新婚当初はキッチンをマイワールドにして、見た目もこだわったりするのが楽しかった。今はとにかく夕食のメニューを考えるのが辛い。一番苦しくて切ないのはお腹が空いているのに「食べたいものがない」というときで、これ!というものが浮かばないで惰性で作る、そして食べる切なさ。食材たちにも申し訳ないし、そういう時に作ったご飯は大抵そんなにおいしくない。

 

東京駅限定の小分けにされただしパック。いろいろ組み合わせられてお土産に人気だそう。

そういえば、最近『茅乃舎』がグランスタ丸の内にできた。改札も近いせいか、いつもお客さんで賑わっている。だしを買う、だしにお金をかけるという文化をつくったのも茅乃舎。当初はだしという目に見えないところにこだわり持っている私に酔っていただけだったけれど、今や茅乃舎のだしがないと料理に自信がなくなってボイコットしたい気持ちになる。特に味噌汁はもう茅乃舎じゃないと。私の周りもそういう茅乃舎信者が多い。

グランスタ丸の内の茅乃舎には料理カウンターがあって、店頭で販売されているだしや調味料で店員さんが手際よく調理されたものを試食することができる。この日はおでん。毎日のように行くコンビニで、おでんの匂いを受動的に吸いすぎているせいかおでんに愛がなかったけれど、期待せずに味見したらおでんという存在が私的ごはんヒエラルキーの階段を一気に登って、一瞬にして上位にあがってきたことに驚いた。

試食用のおでんたち

食べたのは味がジワーっと染み込んだちくわと大根。ただそれだけなのに老舗のおでん屋に匹敵する味。おでんらぶ。フォーエバーおでん。「もう一個食べてもいいですか?」ついもう一つ手にとる。「どうぞどうぞ!」店員さんは私が食べるのをうれしそうに見ていた。

そこで調理していたのは自分のお母さんより若いお母さん(勝手に呼ばせていただきます)たち。いま食べたいもの、作りたいもの、家にある食材なんかを吐露すれば、こんなのどうですかって提案してくれる。今日はじめて会った一人の人間の「食べたいもの」にこんなにも向き合ってくれることに幸せを感じた。少しお節介だけどそこにはたっぷりの愛がある。惜しみなく持っているものを与えてくれる。お母さんってやっぱり最強だ。

最強のおでんのだしとつゆ。最近は鍋シリーズも人気。

何より毎日の苦行から解き放たれるかもしれないという一筋の光が見えた瞬間だった。困った時は神様仏様茅乃舎様!

こちらも東京駅限定の「御料理だし箱」。だしを使ったレシピも入っている。

この日はいくつかアイデアをもらってつい色々と買い足した。ありがとうございましたと、店頭まで見送ってくれた。

お辞儀の角度!

ふいに振り返るとまだお辞儀をしてくれていた。これぞ茅乃舎流、見えなくなるまでお辞儀をする。

そんなことされたことないからすごく申し訳ない気持ちになったけど、一連のサービスが気持ちが良くてその日は寝るまでご機嫌だった。

 

お母さんたちのアイデアを聞いて、今日の夕飯を楽しく思い浮かべられたらどんなに幸せか。茅乃舎が仕事もプライベートも料理だって手を抜かないんだから!という最強の丸の内女子たちの駆け込み寺になるかもしれない。

 

 


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そういえば、最近『茅乃舎』がグランスタ丸の内にできた。改札も近いせいか、いつもお客さんで賑わっている。だしを買う、だしにお金をかけるという文化をつくったのも茅乃舎。当初はだしという目に見えないところにこだわり持っている私に酔っていただけだったけれど、今や茅乃舎のだしがないと料理に自信がなくなってボイコットしたい気持ちになる。特に味噌汁はもう茅乃舎じゃないと。私の周りもそういう茅乃舎信者が多い。

グランスタ丸の内の茅乃舎には料理カウンターがあって、店頭で販売されているだしや調味料で店員さんが手際よく調理されたものを試食することができる。この日はおでん。毎日のように行くコンビニで、おでんの匂いを受動的に吸いすぎているせいかおでんに愛がなかったけれど、期待せずに味見したらおでんという存在が私的ごはんヒエラルキーの階段を一気に登って、一瞬にして上位にあがってきたことに驚いた。

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食べたのは味がジワーっと染み込んだちくわと大根。ただそれだけなのに老舗のおでん屋に匹敵する味。おでんらぶ。フォーエバーおでん。「もう一個食べてもいいですか?」ついもう一つ手にとる。「どうぞどうぞ!」店員さんは私が食べるのをうれしそうに見ていた。

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この日はいくつかアイデアをもらってつい色々と買い足した。ありがとうございましたと、店頭まで見送ってくれた。

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そんなことされたことないからすごく申し訳ない気持ちになったけど、一連のサービスが気持ちが良くてその日は寝るまでご機嫌だった。

 

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