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【第三木曜日に、会いましょう】拝啓、食欲がない君へ

  • 通勤・お仕事帰り

「ごちそうさまがっ!はい!聞こえない!はい!いっき!いっき!」
やたらと「ごちそうさま」を要求する学生たちのコールが先日入った居酒屋で賑やかに聞こえてきた。元気だなぁと青春時代を懐かしく想いながらも歳のせいか、お酒を味わうこともなく水のように飲む若者たちの体が心配になった。

梅雨の時期は、いっき!いっき!なんて言語道断、いつも以上に体内に水や湿気をためやすく、身体が重だるくなったり、湿気が悪さをして食欲がなくなったりするので水分調節がとっても大事。食欲がなくなると、後ろ向きな気持ちになったりして、やる気すらも奪っていくから湿気という存在は結構、厄介なやつ。(ということを、最近学んだ)

食欲がなくてもYou are what you eat、何か食べないと。
元気になりませんから!食べてください!
というわけで、今回は食欲がないなぁという人へのおすすめをご紹介。

最初にご紹介するのはキッチンストリートの『難波千日前 釜たけうどん』。

人気の「ちく天ぶっかけ」。見た目も涼しげで食欲そそる。ここに来る前にしっかり冷水でしめられてきたんだろうなぁと思わせるつや感。とにかくここのうどんは「コシ」がすごい。うどん自身もコシに自信があるんだろうなと思う。だからこんなに堂々としてる。100人のっても大丈夫!そんな強くたくましいコシが人気の秘密。

このうどんを楽しむコツはさっぱりとこってりのザッピング。
あつあつの半熟たまご天とちくわ天と冷たいうどんと一緒にいただく。キュッとレモンを絞るとまた爽やかな味わいになる。

たまご天は箸を入れるとこのとおり。全体的に麺に絡ませて。うどんは力まなくともつるつると勝手に喉を通ってくれるので、食欲がないときにぜひ。


噛むことすら億劫。そんなときは、食べ物と飲み物の間に位置する「お茶漬け」がおすすめ。
『築地 寿司清』の朝食限定のメニュー、「鯛胡麻だれ」。

プリップリの鯛がしっかり味のついた風味豊かな胡麻だれ風呂にたっぷり使って気持ちが良さそう。朝一番だからごはんも炊きたて。ほっかほかごはんに、一切れ、もう準備ができているやつをごはんにのせて、間髪入れずに大きめの口でいただく。

父から、食べ物は鮮度を意識しろって言われて生きてきたけれど、これは新鮮であるということを頭で考える前に舌が教えてくれる。釣りに行き、釣れたての魚を大胆にさばいて、船の上で朝ごはんしている、そんな感じ。(釣り、行ったことないので、あくまでもイメージです)

目を瞑って二、三口「船上の朝ごはん」を楽しんだら、出汁をかけてお茶漬けにする。ここからは極力、鯛が温かい出汁に負けないように一気にいただく。時間との戦い。さらさらと、あたたかくて美味しいものたちが、いっせいに胃の中に流れてくる心地よさがたまらない。

朝にはやさしい、ちょうどいい。食欲がない朝でもこれならきっと食べられる。

お腹を膨らませてお店を出ようとすると寿司職人さんが「いってらっしゃいませ!」と威勢よく言ってくれた。
私は振り返らなかった。
でも梅雨の空から一筋の光が見えた。


はい。最後は、もう外に出かける元気すらない。そんな方にはこれ。
キッテグランシェ『味噌汁専門店 美噌元』の「味噌汁最中」。

やさしい顔の最中に、沸騰したお湯を注ぐだけ。湯気と一緒にお味噌のいい香り。コクがしっかり、具はほうれん草と油あげの本格派のお味噌汁。身体の中がじわーっと温まってホッとする。朝一番に合わせる顔がやさしいと、自分もやさしい気持ちになる。眉間にたっぷりしわを寄せる毎日を反省。

他にもいろんな表情があって、全部仏顔。全部身を預けたくなる、何かを悟ったような顔ばかり。
美味しいだけではなくて、元気をくれる。味わい深いだけでなくて、奥が深いです、ここのお味噌汁。


まだまだ梅雨ははじまったばかり。食欲増進、少しでも元気になる助けになれば幸いでございます。


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「ごちそうさまがっ!はい!聞こえない!はい!いっき!いっき!」
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梅雨の時期は、いっき!いっき!なんて言語道断、いつも以上に体内に水や湿気をためやすく、身体が重だるくなったり、湿気が悪さをして食欲がなくなったりするので水分調節がとっても大事。食欲がなくなると、後ろ向きな気持ちになったりして、やる気すらも奪っていくから湿気という存在は結構、厄介なやつ。(ということを、最近学んだ)

食欲がなくてもYou are what you eat、何か食べないと。
元気になりませんから!食べてください!
というわけで、今回は食欲がないなぁという人へのおすすめをご紹介。

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人気の「ちく天ぶっかけ」。見た目も涼しげで食欲そそる。ここに来る前にしっかり冷水でしめられてきたんだろうなぁと思わせるつや感。とにかくここのうどんは「コシ」がすごい。うどん自身もコシに自信があるんだろうなと思う。だからこんなに堂々としてる。100人のっても大丈夫!そんな強くたくましいコシが人気の秘密。

このうどんを楽しむコツはさっぱりとこってりのザッピング。
あつあつの半熟たまご天とちくわ天と冷たいうどんと一緒にいただく。キュッとレモンを絞るとまた爽やかな味わいになる。

たまご天は箸を入れるとこのとおり。全体的に麺に絡ませて。うどんは力まなくともつるつると勝手に喉を通ってくれるので、食欲がないときにぜひ。


噛むことすら億劫。そんなときは、食べ物と飲み物の間に位置する「お茶漬け」がおすすめ。
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プリップリの鯛がしっかり味のついた風味豊かな胡麻だれ風呂にたっぷり使って気持ちが良さそう。朝一番だからごはんも炊きたて。ほっかほかごはんに、一切れ、もう準備ができているやつをごはんにのせて、間髪入れずに大きめの口でいただく。

父から、食べ物は鮮度を意識しろって言われて生きてきたけれど、これは新鮮であるということを頭で考える前に舌が教えてくれる。釣りに行き、釣れたての魚を大胆にさばいて、船の上で朝ごはんしている、そんな感じ。(釣り、行ったことないので、あくまでもイメージです)

目を瞑って二、三口「船上の朝ごはん」を楽しんだら、出汁をかけてお茶漬けにする。ここからは極力、鯛が温かい出汁に負けないように一気にいただく。時間との戦い。さらさらと、あたたかくて美味しいものたちが、いっせいに胃の中に流れてくる心地よさがたまらない。

朝にはやさしい、ちょうどいい。食欲がない朝でもこれならきっと食べられる。

お腹を膨らませてお店を出ようとすると寿司職人さんが「いってらっしゃいませ!」と威勢よく言ってくれた。
私は振り返らなかった。
でも梅雨の空から一筋の光が見えた。


はい。最後は、もう外に出かける元気すらない。そんな方にはこれ。
キッテグランシェ『味噌汁専門店 美噌元』の「味噌汁最中」。

やさしい顔の最中に、沸騰したお湯を注ぐだけ。湯気と一緒にお味噌のいい香り。コクがしっかり、具はほうれん草と油あげの本格派のお味噌汁。身体の中がじわーっと温まってホッとする。朝一番に合わせる顔がやさしいと、自分もやさしい気持ちになる。眉間にたっぷりしわを寄せる毎日を反省。

他にもいろんな表情があって、全部仏顔。全部身を預けたくなる、何かを悟ったような顔ばかり。
美味しいだけではなくて、元気をくれる。味わい深いだけでなくて、奥が深いです、ここのお味噌汁。


まだまだ梅雨ははじまったばかり。食欲増進、少しでも元気になる助けになれば幸いでございます。


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