【第三木曜日に、会いましょう】Dear my friends

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 先日のこと。10年ほど前にひとりで目的もなくアジアを旅をしながら夢のカケラを探していたときに出会った30くらい年の離れた私の友人Bettyと、そのパートナーJaapから東京に遊びにくることになった。もうほとんどプランは決まっているらしい。「おいしく食べられるレストランを教えて!」とだけ事前にメールがきた。

彼女たちは遠慮して「私たちは菜食主義である」とは言わないけれど、私は彼女が動物性を食べないということを知っている。「私に!任せて!」と張り切って見たものの情報はあまり多くない。ベジタリアンにはいろんなタイプがいるらしいとか、日本では野菜中心のお店は増えているけれど、そっと動物性が入っていたりするお店もあるとか。なんだか・・・なんだか難しい!と正直思ってしまったけれど、旅の楽しみと言えば「食」がそのひとつ。私はいつになく血なまこになって必死に探した。ヴィーガン ベジタリアン スペース お店」オッケイグーグル!!!!その日から「マイリコメンドリスト」を作る旅にでた。

 

と、引き寄せの法則か、菜食駅弁が東京駅で発売されたというニュースを目にした。

『駅弁屋 祭』の「菜食弁当」。特定非営利活動法人ベジプロジェクトジャパンという組織のヴィーガンの認定基準をクリアし、初の「ヴィーガン」認定を受けた駅弁。

早速試食してみる。蓋をあけると春みたいなやさしい彩りが並ぶ。もちろん肉魚はなし。それでもお肉のような食感の持ち主車麩の唐揚げがあったりするから意外と物足りなさを感じない。味付けもしっかり。食べ過ぎた後にやってくる自己嫌悪感どころか自己肯定感のようなものが芽生えてくる。

 

『GARDEN HOUSE CAFE』は店内も広いけれど、心も広い。ベジタリアン料理も多いことをG先生が教えてくれた。

「ビーガンサラダ」。ケールサラダにアボガド、サブジ、ケイジャン豆腐にコーンなど。メニューの写真とほぼ一緒のアウトプットに驚いた。どうしてもベジタリアン料理というと味が淡白そうなイメージがあるけれど、それぞれの野菜の個性を活かしながら味に抑揚がちゃんとある。ちょっぴりスパイシーな一皿。

入り口にあるパンのセレクトコーナーには『GO! MUFFINS GO!』のヴィーガンスイーツも。国産の米油や甜菜糖などで作られたマフィンはなかなかのボリューム。「私は美味しいです!」という保存料たっぷりタイプのマフィンではなく、甘すぎず柔らかすぎず、味も少々複雑で一口目は少しの驚きがあるけれど、噛み締めていくとやさしい甘みが向こうからやってきてくれる瞬間があってそれが不思議な喜びに変わる。絶妙なツンデレ感。

 

動物性万歳!で生きてきて、もちろんそれはこれからも変わらないかもしれない。でも私が動物性を食べるように、世界中を見渡せば豚肉は食べないという人がいたり、小麦粉を食べない人がいたり、それぞれ性格があるように、食も人それぞれだ。一緒に同じものを食べられないことは少し残念だけれど、ちょっと触れてみる、やってみると「おお、そういうことか」と少しだけわかって、その後ろにあるものも興味深く思えてくる。

 

マイリコメンドリストはまだまだ足りない。素敵なみなさまからの情報、お待ちしています。


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